重症化と病床逼迫を防ぐのは早期接種、早期発見、早期治療

おはようございます。樋口高顕/ひぐちたかあきです。
日頃より区民の皆さまには感染防止にご理解・ご協力頂き、誠に有難うございます。

千代田区は高齢者 3回目接種始まる!

現在、高齢者の皆さまの3回目接種が始まっています。
(下記は、先日その状況をお伝えしましたブログです)

集団接種初日の1月11日は、私も会場の三楽病院を視察。
接種されている方々にお話しを伺いますと「感染拡大で不安、早く接種できて安心した」「モデルナの交互接種の効果に期待している」「今日は用事があるので使わないが、送迎タクシーも確かに便利そう」などさまざまご意見を頂きました。
(当日の様子は、日本テレビnews every.、スッキリ、またテレビ東京のWBSでも報道いただいたようです)

今年の正月には、千代田区内でもクラスターが発生しています。
短期間での収束に向けて、鋭意動いておりますが、一方でとくに感染力が強いオミクロン株においては、クラスターの発生はまさに、どこにおいても起こりうるものと痛感しています。
感染が急拡大している表れであり、第6波への対策は、まさに時間との戦いです。
(東京大神宮の職員間のクラスター対応の最新報告は下記のとおりです)

千代田区が接種前倒しを決断した理由

一方で、私達には、これまでコロナ禍の3年に亘り、知恵と工夫の限りを尽くして取り組んできた経験・実際的なノウハウの蓄積があります。高をくくってはなりませんが、恐れすぎることはありません。私達には戦いに勝つ力が備わってきていると感じています。
具体的に千代田区はまず今回の、急ぎ前倒しが許されている高齢者への3回目接種を行ないます。概ね1ヶ月で高齢者の方々の接種を終えたいと思います。

日テレNEWS24より、感染急増“飲み薬”早期治療のカギ?

先月、早々に前倒しを決断したのも、まず抗体量をあげて、感染しにくい、また感染しても重症化しにくい、そのようにしてもらうことが最優先課題と考えたためです。

また、社会活動を止めないためには、国には接種前倒しの対象を、基礎疾患の方はもちろんですが、全年代へと急ぎ拡充していただきたいと思います。そしてしっかりとワクチンを供給いただき、できる基礎自治体から順次着手すべきだと思います。

早期に発見できれば早期の治療が可能

そしてもう1点、感染防止対策の徹底と共に、早期発見、早期治療の方針も大事です。
東京都の無料PCR検査の活用や、体調や喉がおかしいなと思えば早めに診療を受けること、そして早期に発見できれば、抗体カクテル、経口治療薬…とこの足掛け3年で増えた武器をもとに、早期の治療が可能になります。

実際に経口治療薬(モルヌピラビル)については、薬剤師会の皆さまと連携し、高齢者・基礎疾患のある方に、医師から指示があれば自宅など療養先まで届ける体制を既に整えています
現在区内11の薬局で処方ができる状況で、現に処方されているとのことでした。但し、これらは、感染の早期に有効な処方であります。その点でも、やはり早期の検査と発見が要となってくるわけです。

日テレNEWS24より、感染急増“飲み薬”早期治療のカギ?

千代田区は早期接種、早期発見、早期治療で!

千代田区としては現在「早期接種、早期発見、早期治療」、このことが、重症化を防ぎ、病床逼迫を防ぐことが、区民の命と健康を守ることにつながります。この3点を重症化防止の鍵として、鋭意、対策を進めていきます。

日テレNEWS24より、感染急増“飲み薬”早期治療のカギ?

千代田保健所、薬剤師会、三楽病院を取材頂きました。
日テレNEWS24「感染急増“飲み薬”早期治療のカギ?」
https://www.news24.jp/articles/2022/01/11/071012137.html

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