令和4年御用始め、時代の大転換期に相応しくフルスロットルで

明けましておめでとうございます。樋口高顕/ひぐちたかあきです。

1月4日、千代田区役所も御用始めでした。昨年2月に区長に就任して初めての年頭の挨拶、各部署へ廻りました。

全庁挙げて迫り来る第6波に備える

現在、新たな変異株による感染が再拡大しつつあり、予断を許さない状況が続いています。
私たちは住民に最も身近な自治体職員として、区民の命と健康を守り、その暮らしを支えていく責務があります。これまでの経験から得た知見と教訓を活かし、全庁挙げて、この難局を乗り越えていく。職員の皆さんと共に、これから来る第6波に備えて万全の態勢を整えます。

未曾有のコロナ禍×たった一度の人生=仕事

私は就任時に「職員の皆さんは、たった一度の人生で一番良い時期を、一日のうち一番良い時間を、区役所で仕事をしています。誰もが、朝目覚めた時、早く職場に行きたい、と思えるような明るく、楽しく、笑いの絶えない温かい職場を実現したい」と申し上げました。
庁内を挙げてのデジタル化により、事務の効率化や職場の環境改善等を図ることで、私たちの職場をより働きやすいものへ変革していきたいと考えています。
一方で、この2年にも及ぶ地球規模の未曽有のコロナ禍、官も民もさまざまな困難に直面していますが、前例のない課題にチャレンジできるということは、大変な苦労ではありますが、大きなチャンスとも言えます。
たった一度の人生で、このような機会に巡り合えることは大変な幸運と捉えるかどうか。
私は、出会ってしまった不運を嘆き、襲いかかる事象を受け身でこなしていくよりも、むしろ好機と捉え、宿年の課題に果敢に取り組む姿勢でまいりたいと考えています。

時代の大転換期に相応しくフルスロットルで

私には、長期化したコロナ禍での社会・経済の閉塞感を打破し、将来に向かって明るさや期待を抱ける、希望に満ちあふれ安心して暮らせる地域社会をスピード感をもって実現していく使命が課せられていると考えております。
人々の価値観が変化していく中、様々な事象を真摯に受け止め、「多様性と包摂」という理念のもと、コロナ禍で深く傷ついたまちの持続可能な復興と回復を目指し、職員一丸ワンチームとなり、区政に全力で取り組んでまいります。

歩きながら考え、考えながら走る。

今年はぜひ、時代の大転換期に相応しくフルスロットルで走り抜ける年へ。本年もどうかよろしくお願いいたします。

広報千代田 令和4年1月5日号はこちらから
※PDFへの直リンクです

御用始めの日に区長室前で写真を撮りました。今年こそリラックマ観光大使に活躍いただける一年にしたいですね。
※区長室前では、リラックマ、コリラックマ、チャイロイコグマ、キイロイトリの皆さんが来訪される方々をお迎えします。

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