【退職者感謝状贈呈式】令和2年度 千代田区 退職者50名へ感謝状を贈呈しました。

こんばんは。樋口高顕/ひぐちたかあきです。

本日、令和2年度の千代田区退職者50名へ感謝状を贈呈しました。

高度経済成長以降、社会に活力が漲り希望に満ちた時代。住民福祉の向上に、ひいて公や社会に、長年奉仕なされた区職員の皆さま。 私の父も公務員でしたので、思いを込めて。 深く敬意と感謝を表させていただきました。

ご挨拶

長い間、区政の発展にご尽力いただきました皆様と、皆様を陰に陽に支えて来られましたご家族の皆様に、敬意と感謝の意を込めまして、一言(いちごん)ご挨拶申し上げます。

本年度、定年或いは勧奨で退職される方は、五十名いらっしゃいます。

皆様の勤続年数を拝見いたしますと、最も長い方は、昭和五十四年から実に四十二年にわたり、区政の発展にご尽力いただきました。この度、退職という人生の大きな節目を迎えられるに当たり、改めて感謝を申し上げる次第です。

今後も引き続き区政にご協力いただける方、これまでの公務員人生とは異なる新たな生活に進まれる方、いずれの道を選ばれましても、健康で、いきいきと毎日を過ごされ、人生の新たなステージを満喫されますよう、心から、祈念申し上げます。

さて、皆様がお生まれになった時代を振り返りますと、皆様のうち、多くの方がお生まれになった昭和三十年代の中頃は、我が国が戦後の復興を遂げて、まさに、高度経済成長が始まった時期でありました。昭和三十九年には、前回の東京オリンピックが開催されるなど、社会に活力が漲り、希望に満ちた時代だったものと存じます。

また、皆様が奉職されました昭和五十年代は、都から区への事務移譲による自治権の拡充に伴い、区民サービスの更なる向上のための様々な取組みが進むなど、区を取り巻く環境が大きく変動した時代でありました。

そうした中、公害、福祉、教育など、様々な分野における社会問題に対応するため、行政に求められる役割が大きく変化し、皆様は、それを肌で感じて来られたのではないかと拝察いたします。 こうした大きな社会の転換期に、千代田区職員として、各般に亘る住民福祉の向上に、ご尽力されました皆様に、深甚なる敬意と謝意を表させていただきます。

これからは、人生百年でありますので、どうか、健康管理にご留意いただき、ますます充実した人生を謳歌されますよう、お祈りする次第でございます。

今後引き続き、区政にご協力いただける方におかれましては、後輩職員に対し、温かいご指導を賜りますよう、また、新たな道に進まれる方におかれましては、千代田区の行く末を温かく見守り、サポートしていただきますよう、お願い申し上げる次第でございます。

結びに、皆様と皆様のご家族の末永いご健勝とご多幸を、心から祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。本当に長い間、有り難うございました。

令和3年2月12日 千代田区長 樋口高顕

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