若者×区政=広報千代田10/5最新号!

おはようございます。樋口高顕/ひぐちたかあきです。

従来、課題の一つが、千代田区政への若者の参画でした。
私も最年少区長と呼んで頂きますが、そうは言っても39歳…

若い世代に千代田区や区の取組みに興味を持ってもらえるには。

国政はテレビや報道で多く取り上げられますが、住んでいる街、通っている大学など一番身近なはずの区政のことは少し遠い存在のようで、もどかしい思いでした。

初の試み!若い世代がつくる区の広報紙

そこで今回、若い世代に伝えるにはまず広報からと、若者の目線・感性での広報紙づくりから始めるため大学生広報サポーターを初めて募集。区内在住の大学生5名が集まり、広報千代田10月5日号の表紙や特集などを担当してもらいました。

とりあげた題材は、いま絶賛開催中!の神田カレーグランプリ
カレーを通じて、街の魅力を紹介し、コロナ禍で疲弊する地域を応援します。

大学生の皆さんは区職員とともに、神田のカレー店を取材、記事原稿の作成、店舗への校正作業などを行い、特集ページを完成しました。

SNS投稿と近い!? 映え写真、ストレートな言葉…

今回の広報千代田が少し変わったのは、大学生の目線や肌感覚を通したということです。

実際、大きな写真で映えるカレーをどんと配置したり、同世代が共感する(シェアしたくなり、行きたくなり、写真撮りたくなるような)味や雰囲気、ストレートな感想を伝えてくれています。

※詳しくは、ぜひ広報千代田10月5日号をお手に取ってご覧ください。

https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kuse/koho/koho/index.html

85万人の昼間人口が激減、コロナ禍で傷つく地域や経済

広報千代田が完成したことを受け、先日は大学生広報サポーターの皆さんが区役所へ報告に来てくれました。

※当日は、東京新聞さんにも取材頂きました。

《メディア掲載》

東京新聞「学生感覚スパイスに 千代田区の広報紙 「神田カレー特集」一緒に作成」21/10/05

https://www.tokyo-np.co.jp/article/134965

千代田に住み、また区内の大学に通う皆さんです。ふだんから親しんでいる千代田区ではあるようでしたが、神田神保町という地域、カレーの個々のお店の歴史や思いをよく取材され、魅力を再発見できたとのことでした。

とくにこのコロナ禍では、飲食店を始め、街や地域が深く傷ついています。コロナ禍で街や人とのつながりが感じにくくなっている中で、取材を通じて地域の方と触れ合う機会にもなったとのこと。

大学生の皆さんは千代田区で青春時代を過ごすわけです。多感な時期に、街の有り様を肌で感じてもらえたようで、今後、さまざま行動するきっかけになってもらえればと思います。

今後も若者と区政を双方向で

思い起こせば、わたし自身も、20年前の大学生の時分、小池百合子衆議院議員(当時)の門を叩き、学生インターンを通して、国のことや地域のこと、そして政治や行政に興味を持つようになりました。

今回は若者へ伝わる広報という試みでしたが、あらためて感じたのは若い世代の区政参画の大切さです。

学生たちにとっては暮らす街、通う街である千代田区。

少し遠い区政をもっと身近に近づける。

今後も、若い世代と千代田区の双方向で、千代田区の取組みを進めていきたいと思います。

※大学生広報サポーターの皆さんからの報告風景

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